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雪の嵯峨野・常寂光寺




常寂光寺山門に着いた時には、靴の中がびしょびしょ。ズボンの裾も。
足は、しびれるような痛さ。でも、雪の常寂光寺で痛さも飛びました。
















ここは、ご存知、藤原定家の時雨亭のあった場所ですね。

そして百人一首の26番で詠われた場所。
(貞信公・『拾遺集』雑集・1128)


「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば
     今ひとたびの みゆき待たなむ」



解釈は、「小倉山の紅葉さん、情け心があるならば、もう一度、天皇が来るまで、散るのを待っていてくれませんか」ですね。


私の独断と偏見では、こう別解釈をしたくなるのです。

「小倉山の紅葉さん、風流な心があるならば、同時に美しい雪が降るまで、散るのを待っていてくれませんか」とね。

情景は、銀世界。真っ赤な紅葉にかかる、真綿のような真っ白い雪。



恐らく、貞信公(ていしんこう=藤原忠平(ただひら))が、この雪の常寂光寺を訪れていましたら、「みゆき」を、行幸(みゆき)と、美雪または深雪との掛詞だったかもしれませんね。


                          次は落柿舎です



(追記)

『雪の嵐山』の書庫は下記URLです。
記事の古い方からご覧下さい。


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コメント

No title

素晴らしい雪景色です!。まるで花を咲かせたような・・・ポッチ(^_-)-☆。

No title

お久しぶりです。お元気でしたか?正月明けに、私も常寂光寺を訪ねました。その時もちらちら雪は降っていましたが、これほどに積もるんですね。また、遊びにきます。

No title

何だか映画の一シーンのようです。
あ、映画は小津安二郎監督のがいいです、私は~~

No title

eru_abiさん、札幌雪祭りとは全く違っていますね。この光景、北海道との大きな違いは、直ぐに融けるということですね(笑)。

No title

ふう&そうさん、1年弱振りですね。函館から京都に正月明け来たのですね。この時期、遠方から常寂光寺を訪れるとは、通ですね。更新、期待していますよ。

No title

花子さん、彼の映画を観たのは「秋日和」と「小早川家の秋」ですよ。中学時代かな? 当時の印象は「ゆっくりと時が過ぎ行く」でしたね。

No title

関西地方は凄い雪だったようですね。たまに見る綺麗な雪景色には目を奪われます。雪国の人は雪下ろし等で大変なのでしょうけど。

No title

こういう風景に、赤い着物を着た和装のご婦人が立っていたら、さぞかしって思いますよ(笑)

No title

ぬっちょさん、毎日が豪雪に悩まされていましたら風流どころではありませんね。私は幼少の頃、雪深い奥地で過ごしましたから、雪には特別の想いがあるのです。でも、寒がりなので、雪国では暮らせないのですよ(笑)。

No title

るるさん、足元が悪いですから流石に着物姿の女性は見当たりませんでしたよ。仰いますように、雪には、何故か和装のご婦人がよく似合いますね。この日のような雪の降る日は、京都堀川の裏千家を思い出しますよ。

No title

9日の雪は凄かったですね~
私も興奮して、撮影しました。
時間があれば嵯峨野にいきたかったのですが、みなせさんの画像で
拝見できて満足です。素敵な雪景色です。ポチです!

No title

テルテルさん、この日の嵯峨野は、長靴をはかなければ凍傷ものでしたよ(笑)。ポチ!サンキュ~!

No title

急ぎすぎて、足元まで気が回らないほどの思い入れだったのですね・・写真と文章からみなせさんの心の高ぶりが伝わってきます・・足の冷たさも吹っ飛ぶ位の景色にポッチします・・しもやけ、凍傷にご注意を!お大事にね

No title

ぬれ落ち葉さん、ベランダに干してある靴、未だ乾いていないのですよ(笑)。翌日は、スニーカーで裏の楊谷寺にいきましたら、そこでもびしょびしょ。もう革靴しかない!!(涙)。ポッチサンキュ~!

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